病院における献立のあり方

病院内での食事の献立はどのようになっているのでしょうか。実際の献立は病院の栄養士が立てているのですが、基本となるものは医師からの食事の処方箋と言われるものです。これに基づいて栄養士が食品構成表という設計図を描くのです。この設計図から生まれてきたものが献立となっているのです。
この献立を作成する上で注意すべき点はなんといっても栄養のバランスでしょう。栄養が偏ってはいけないし、そもそも医師からの処方箋通りの食事の栄養摂取の基準となる数値に達しているかどうかが問題となってくるのです。
次に大事なことは消化の良い食事の提供です。入院している患者さんは健康体ではありませんので、どうしても体力が弱っています。そのような状態の患者さんでも食べやすいつまり素早く消化吸収できる食事になっているかがポイントとなってきます。
また献立に基づいて食事を調理する際大事な点は新鮮な食材を使用した調理ということです。つまり病院食ですので、あまり味付けを濃厚にするわけにはいきません。その為、極端に言うと食材そのまま自然の味でもおいしくなければならないということです。
また、固さにも気をつけなければなりません。消化の面でネックになるからです。
最後に、これが患者にとっては大事なことなのでしょうが、食欲を出すような盛り付けや工夫がされているかということです。味の方はOKでも、見た目おいしそうでなければ、食べる気がしなくなるのは当然のことです。このように食事一つとっても非常に大切な問題が多いことがわかります。