病院食の工夫

通常、病院の食事はおいしくないと言われています。特に内臓の病気で入院している場合はたいてい食事制限があり、塩分や糖分を控え目にした献立になっているので、普段の生活で慣れ親しんだ味と比べると薄いのは確かです。正直なところ、物足りなさを感じずにはいられません。
それでも、飽きない工夫はされているようで、時々は豪華な献立の日もあります。私のこれまでの入院生活を振り返ってみると、うどん・カレー・丼ものなどが出たこともあれば、ちらし寿司やローストビーフが出たこともありました。もちろん病院食なので味は薄く、カロリーも低めになっているので、普段食べるものと比べたらものすごくおいしいというわけにはいきませんが、病院で食べられるとは思えないこのようなメニューを出してもらえると、憂鬱な入院生活にも少しは張り合いが出るというものです。
先日、病院食はおいしくないというイメージを払拭するために、塩分を控えてもおいしくなるよう、塩の代わりにだしをふんだんに利用した食事を提供し、患者さんから好評を得ている病院があるという情報をテレビで見ました。塩を控える代わりにだしを利用するというのは、持病があって普段から食事に気をつけている人にはもはや常識かもしれませんが、こうした工夫はまだそれほど一般的に知られていないように思います。
近頃は社員食堂レシピが人気ですが、病院食も従来のおいしくないというイメージから脱し、普段の食生活にヒントを取り入れられるぐらいになればいいなと思います。